はじめてカメラを購入する際に「ミラーレス」にするか「一眼レフ」にするか迷う人は多いです。
ミラーレスカメラのほうがコンパクトで気軽に撮影が可能、一眼レフカメラのほうが目で「見たまま」の映像を撮影できるという特徴があります。
ミラーレス(ミラー=鏡、レス=ない)カメラの中には一眼レフカメラの中にある「鏡」がありません。
そのためボディがコンパクトなカメラとなっています。
反対に一眼レフカメラはカメラの中に鏡があります。
鏡の反射を使ってファインダーに映像を移すので、みたままの映像を確認しながら撮影することが可能となります。
もちろんプロのカメラマンはその違いが明確に分かりますが、初めてカメラを購入する人にはその違いはわからない程です。
さらに、最近ではミラーレスカメラもかなり進化しており、プロのカメラマンでも一眼レフカメラから高級ミラーレスカメラに乗り換える人も少なくありません。
このページでは、プロも使う高級モデルから趣味で使う中級モデルまでを紹介。
キャノン、ソニー、ニコンを中心にそれぞれまとめてきます。
ちなみに、カメラを本気で楽しみたいなら少し価格の高いものを選んだほうが後で後悔しないでしょう。
これまでに、安いカメラを購入して使わなくなる人をたくさん見てきたのでそう思います。
安いカメラで撮影して良い写真が撮れるのは本当に写真を撮るのが上手い人です。
ぜひ良いカメラを購入して写真を楽しんでください。
CANON(キャノン)
デジタルカメラのシェア率一位。
世界中から愛されるカメラメーカー。
特徴である色の鮮やかさに魅了されて愛用している人が多いです。
1DXマークⅡ
キャノンが誇る最上級モデル。
本格的にカメラ・撮影を楽しみたい人におすすめ。
価格は50万円前後とかなり高額。
カメラ自体が一般的な一眼レフカメラよりも大きいのでコンパクトさを求めるなら他の機種をおすすめします。
オートフォーカスの速さなどは他の機種と比べてもかなり早く。
だれが使ってもキレイな写真を撮ることが出来るでしょう。
5Dシリーズ
5D初期→5DマークⅡ→5DマークⅢ→5DマークⅣと進化を遂げてきました。
現在は2016年に発売開始したマークⅣが最新。
さらに5DS、5DSRと言う画素数に特化した機種も発売されています。
最新のマークⅢはかなり人気の機種で、プロカメラマンでも多くの人が使用しているカメラです。
新しく出たⅣに乗り換えずⅢを遣い続けているプロも多数います。
6D
フルサイズのセンサーでプロでも使用している人がいます。
価格はそれ程高くないので、趣味でカメラを使う人の中でも定番のカメラです。
7D
フルサイズの一つ下のセンサーサイズ。
プロ機とアマチュア機の間、ハイアマチュア機と呼ばれるカメラです。
本格的な撮影をするにも十分の機能を備えています。
80D
こちらもフルサイズの一つ下のセンサーサイズ。
7Dよりも画素数は上ですが、連写に強いのは7D。と言っても相当カメラにこだわりのある人にしか分からないレベルでしょう。
ミドル機と呼ばれるカメラで予算のあるカメラ初心者の方にオススメです。
Kissシリーズ
初心者用のカメラとして定番のKissシリーズ。
一眼レフが主流でしたが、2018年にミラーレスもデビュー。
コスパの良いモデルとして人気を集めています。
Mシリーズ
Kissシリーズのミラーレスが発売され、注目を集めていますが、実はキャノンからは以前からミラーレスカメラが存在していました。
M5、M6、M100があり、M100は初心者用。
M5、M6は上級者向けとなっているようです。
キャノンのミラーレスカメラ(Kissのミラーレスは除く)は一眼レフに比べると、それほど人気のカメラとは言えません。
NIKON(ニコン)
ニコンユーザーに愛用のカメラについて聞くと、ニコンのカメラは目で見たままの写真を撮ることが出来るという人が多いです。
カメラを初めて買う人の中にはキャノンとどちらを買うか迷う人も多いですが、カメラについて知識がない人ならどちらを買っても違いがわからないでしょう。
そのため、最終的には見た目で決める人も多いです。
ちなみにニコンは他の機種に比べてミラーレスカメラは弱いです。
D5
キャノンの1Dと比較されるプロフェッショナルなモデル。
ニコンの最上級モデルです。
もちろん価格も高くレンズ無しで50万円を超えます。
D850
オールラウンドで機能性に優れたニコンを代表するモデル。
一眼レフカメラ全体で見ても特に人気の機種で愛用者も多いです。
はじめて上級カメラを購入する人にはおすすめの機種と言えるでしょう。
D810
約3635万画素の高画質と、ISO64の幅の広い感度が特徴のハイアマチュア機。
男らしいゴツゴツしたデザインも人気で、機能性、見た目どちらも高いクオリティにあります。
ただ、発売されたのが2014年のため2017年に発売されたD850と比べると少し劣る部分があるでしょう。
D750
フルサイズセンサー搭載。
ニコンのフルサイズ機で初めてチルトディスプレイを採用したモデルです。
上位機種には劣りますが、性能の良いカメラと言えるでしょう。
D500
ニコンの上位機種D5を元に開発されたカメラ。
153点ものフォーカスポイントは撮影の幅を大きく広げてくれます。
動画や連写も優れており、コンパクトな機体の中にとんでもない性能を備えています。
D7500
D500の機体をコンパクトにした機種。
性能と軽量化を兼ね備えているカメラです。
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SONY
ミラーレスでカメラ業界に旋風を巻き起こしているソニー。
キャノンやニコンから乗り換えるプロも多いです。
アルファ9
ソニーの最上位機種。
コンパクトなボディからは考えられないほどの性能で連写、オートフォーカス、動画、どれもプロが使うに等しい性能です。
アルファ7
アルファ9に次ぐソニーの上位機種。
ソニー独自の性能がコンパクトなボディに詰め込まれています。
アルファ7R
ソニーのアルファシリーズの中でも高解像度に特化したカメラ。
アルファ7S
ソニーのアルファシリーズの中でも高感度に特化したカメラ。
暗い場所での撮影に強いです。
アルファ6500
安定感のあるオールラウンダーな機種。
アルファ7、9には劣りますが、中級機としては十分な性能です。
アルファ6300
アルファ6500と比べると画質、手振れ補正、さらには連写機能が劣ります。
中級モデルとしては少し物足りない印象もあります。
アルファ99
電子式の有機ELビューファインダーを備えた、珍しい一眼レフカメラ。
センサーフルサイズのフラッグシップ機種です。
アルファ77
アルファ99の下位機種。
ペンタックス(RICOH)
ペンタックスのカメラは耐久性に優れていることが特徴。
キャノンやニコンと比べると種類は少ないですが、しっかりと差別化されたカメラが多くあります。
645Z
一般的な一眼レフカメラよりも大きいサイズの中盤デジタル。
そのためボディは大きくてごついです。
さらに、価格も高いためカメラ初心者にはほとんどなじみのないカメラと言えるでしょう。
K-1
ペンタックスから発売されている一眼レフカメラの最上位機種。
フルサイズセンサーを搭載し、手振れに強いことが特徴。
様々な環境で使えるカメラです。
K-P
コンパクトなボディには似合わない高画質、高機能。
そして耐久性に優れたカメラ。
GR
RICOHDigitalコンパクトでポケットに入るおしゃれデザインと、それでいてAPS-Cのセンサーを搭載した高機能カメラ。
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富士フィルム
性能はもちろん、デザイン的にも人気の高い機種です。
さらにコンパクトであることも特徴で、大型の一眼レフカメラから乗り換える人もいます。
GFX50S
中盤ミラーレスカメラとして最高峰の画質を実現したモデル。
キャノンやニコンの最上機種とは違った性能を備えたカメラです。
X-Pro2
スナップ撮影に適したカメラです。
X-T2
4K動画撮影可能なオールラウンダーなカメラ。
先に紹介したX-Pro2がスナップ向けならX-T2は風景に強いカメラ。
防塵、防滴は嬉しい機能。325つのフォーカスポイントでピントを合わせられる範囲が広いのも特徴的です。
X-H1
深いグリップ力で手にフィットするデザイン。
マイナス10℃までの耐低音にも対応しています。
X-T2よりもボディサイズは大きいです。
ライカ
名前くらいは聞いたことのある人が多いと思います。
ライカはドイツのカメラメーカーで、日本のカメラマンからも厚い信頼を得ています。
はじめてのカメラとしては高額なため、本格的にカメラを趣味にしている人やプロの写真家以外では愛用している人がいないでしょう。
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オリンパス
オリンパスはミラーレスカメラで高いシェアを誇るメーカー。
プロ仕様というよりは趣味で写真を始める人向けのカメラが多いです。
E-M1
オリンパスの最上位機種。
連写に強く、耐久性にも優れています。
プロも納得のカメラです。
E-M5
手ブレ、耐久性に優れたオリンパスを代表するカメラです。
PEN-F
フィルムカメラの代表格ペン-Fのデザインをもとにしたデジタルカメラ。
高画質、手ブレ機能などカメラの性能も申し分ないでしょう。
パナソニック(ルミックス)
お手頃なコンパクトデジタルカメラを多く発売させていますが、実はこだわりのある上位機種がいくつかあります。
動画に特化したカメラや画質に特化したカメラなどこだわりの強い機種が並んでいます。
GX7マークⅢ
ハイエンドクラスのニューモデル。
モノクロ撮影も得意でカメラのデザインもコンパクトでスタイリッシュです。
GH5
写真はもちろん動画にも強いミラーレスカメラ。
ルミックスのフラッグシップモデルです。
G9
ルミックスの中では最も写真に特化したカメラ。
このカメラの一つのメイン機能としてハイレゾモードがある。
ハイレゾモードを使った8枚の写真を合成して作り上げる画像は8000万画素相当とも言われます。
まさに写真(静止画)に強いカメラです。
G8
先に紹介したG9の前のモデル。
ただG9と比べると明らかに性能で劣ります。
それもそのはずルミックスのGシリーズは8まではプロ機ではありません。
次のG9からプロ機と呼ばれています。
ちなみに先に紹介したGH5(GHシリーズ)は全てプロ機と呼ばれていました。